【花言葉】ありがとうを伝えるおすすめの花10選

花言葉で「ありがとう」を伝えられたことがありますか。感謝を伝えたいときには「ありがとう」の花言葉がある花をプレゼントできたら素敵ですよね。ピンクのカーネーションには「感謝」の意味があります。でも、ありがとうの花言葉は、母の日のカーネーションだけではありません。ビジネスシーンでもそのような場面がたくさんあります。花やその花言葉・花が持つ心理効果をご紹介します。

花言葉とは

普段私たちが目にしている花には、1つ1つ違った意味があります。花言葉が初めて使われるようになったのは、17世紀のトルコ。トルコの風習として恋人に愛を伝えるときに、言葉ではなく花をプレゼントすることでその気持ちを表していたそうです。

このトルコの風習に感銘を受けたイギリスのイスタンブール大使夫人が、花言葉をまとめて書籍にし、その文化をヨーロッパに紹介したのでした。

やがて花言葉はヨーロッパでブームになり、それが日本にも輸入されました。19世紀末頃、明治初期だと言われています。やがて日本の風土や国民性に合った、日本独自の花言葉が出来上がり、広まっていきました。

花言葉はその国家の風習や伝説に由来するものが多いです。

ありがとうの花言葉～10選

ありがとうの花言葉を伝える場面は様々あります。上司の退職や栄転、転職…なかには起業をしてこれから新しい店やビジネスを始める方に向けて、ありがとう以上の意味をこめてお花を贈る場面もあるはずです。

たとえば下記のような花はいかがでしょうか？

花の種類	花言葉	花の種類	花言葉
バラ（ピンク）	感謝	サンダーソニア	どこでも成功を
バラ（白）	尊敬	オーニソガラム	才能
ガーベラ（ピンク）	感謝	菊	逆境においても快活
ダリア（白）	感謝	ヒマワリ	崇拝、憧れ
かすみ草	感謝	アルストロメリア	持続、未来への憧れ

同じ感謝を意味する花言葉を持つ花でも、ダリアは6～10月が開花時期です。その他の時期は、年中出回っているバラやガーベラなどを用いると良いでしょう。実は花言葉をもつ花は365日分あり、選ぶことができます。

何か主人公となる季節の花を中心にして、かすみ草を周囲にアレンジメントしてもらうのも1つのアイデアです。

菊には、これから新しい船出をしようという人向けの良い花言葉があります。でも、菊というとお葬式の花なのでは？という印象が強いでしょう。最近の菊は「マム」という名称で呼ばれることも多く、お洒落なイメージを持つものも増えてきました。

菊はバラと同じように、1年中出回っていますし、長持ちしますのでディスプレイ用に最適です。

花の心理効果～花にありがとうの花言葉以上の意味を持たせて

人へのプレゼントとして一般的な花ですが、実は心理的にも贈り物として有効であることが認められています。花の姿が人間の心理にも影響を与えているのなら、この効果を活用しない手はありません。ありがとうの気持ちを伝えるためにも有効です。

決して侮れない、花の心理効果

花を貰って機嫌を悪くする人はいないはず。それは花に優れた心理効果があるから、という理由もあるのです。たとえヒマワリ一輪でも、元気で明るい印象を相手に与えてくれます。

それがフラワーアレンジメントのように、芸術的な造形になると花束から人が受けるインパクトはさらに大きなものになります。

多くの芸術がそうであるように、花も人間の心理を揺さぶるのでしょう。「フラワー心理セラピー」という学問もあるほどです。ですから記念日などのプレゼントとしても、花はふさわしいのです。まして「ありがとう」の気持ちを伝えるためには適した贈り物と言えます。

それにありがとうの花言葉が加われば、さらに素敵です。

香りでイメージする花の心理効果

前述したフラワー心理セラピーでは、花の香りによる効果も学びます。花の香りには薬効成分があり、人の心理に影響を与えるからです。

たとえば、バラの香りには人間をリラックスさせる作用が認められています。バラの香り成分に神経の緊張をゆるめる効能があるからです。

最新の勉強方法に関する理論でも人が緊張・集中できるのは90分だと言います。再び緊張・集中するためには緊張した神経を和らげる時間がどうしても必要です。ですから、お花の香りで一時お休みをして、新たな戦いに備えてくださいというメッセージにもなります。ありがとうの花言葉以上の意味を、花を通して相手に伝えることができます。