コミュ力を上げる!1人でできるワーク・トレーニング4ステップ

今回は、コミュ力、つまりコミュニケーション能力を高速で上げるワークについて解説していきます!
仕事でもプライベートでも、コミュ力はかなり重要なスキルです。上手くコミュニケーションが取れないと、仕事が滞ったり、こちらの意図や気持ちが正しく伝わらなかったりと多くの問題が生まれてしまいます。
今回紹介するトレーニングは、どれも今日から気軽に実践できる方法なので、ぜひトライしてみてください!

コミュ力は仕事に不可欠

「コミュ力」と聞くと、とにかく無限に話し続けられる力や、おもしろい話ができる力を想像する人が多いかもしれません。ですが実のところ、話すのが苦手でもコミュ力が高い人はいます。
なぜなら、コミュ力には「聞く力」も含まれるからです。

「聞き上手はモテる」ってよく言いますよね。
あれは、相手が快適に話せる環境や雰囲気を整える能力に長けてるってことなんです。
これもコミュニケーションや人間関係を円滑にしてるってことですよね。

「コミュ力つけなきゃ!」と焦っている人は、トーク力ばかりに目を向けがちですが、聞く力を付けることも、とっても大事なんです。

コミュ力とトーク力の違い

人間関係も人の精神に大きな影響を与えます。平気でパワハラやセクハラをしてくる上司であったり、愚痴しか言わない部下だったり。職場には、ストレスの種となる人間関係が多く存在するものです。

また、悩みや相談をできる相手がいないのも、辛さを感じる要因になります。

 

コミュ力を即効で上げる方法・ワーク

ここからは、1人でもコミュ力を上げられるワーク・トレーニング方法を紹介します。

ノンバーバルコミュニケーションを意識する

「愛想が悪い」「何考えてるのか分からない」と言われがちな人が意識すべきは、ノンバーバル・コミュニケーションです。ノンバーバル・コミュニケーションつまり非言語コミュニケーションは、文字通り言葉によらないコミュニケーションのことです。
表情や声のトーン、ボディランゲージなどがこれに含まれます。
自分の言いたいことや考えていることを的確に伝え、コミュニケーションのすれ違いを防ぐためには、バーバルコミュニケーションとノンバーバルコミュニケーションを一致させる必要があるんです。

例えば言葉で「嬉しい」と言っても、怒ってそうな表情や悲しそうな表情をしていれば、そちらが本心だと思われてしまいますよね。
表情やボディランゲージなどの視覚情報。
声のトーンや話す速度などの聴覚情報。
会話の内容や意味を表す言語情報。

この3つに矛盾があった時、言語情報よりも視覚情報や聴覚情報を優先して受け取る人間の仕組みを「メラビアンの法則」と呼びます。

「自分の意図が正しく伝わってない」
「いつも誤解されちゃう」

という人は、言語情報と視覚情報や聴覚情報を一致させることから始めてみましょう。

要約ワークをする

「コミュ力がたりない」と悩む人の中には、自然な笑顔をつくるのが苦手な方が多いです。非言語情報の最たるものである表情には、場の空気を変える力があります。とりわけ笑顔は、相手の心地よさや話しやすい雰囲気を演出する重要なツールです。1日5分でも10分でも良いので、鏡の前で自然な笑顔を練習するようにしてみて下さい。少し口角を上げるだけでも、話しやすさや親しみやすさは大きく変わってきます。

学んでスキルを高める

「自分の言いたいことを上手く言語化できない」という人は、映画やドラマの要約ワークを習慣付けるのがオススメです。見た映画・ドラマの起承転結や、ストーリーの本筋に関わる要素を自分なりに抽出し、メモ帳に書き出してみましょう。
数日間をおいた後、メモを見ただけでストーリーの全体像を克明に思い出せるようであれば、要約力がついたことになります。

このワークをすることで、相手の話の趣旨を深く理解したり、自分の言いたいことをシンプルに、スマートに伝えることができるようになります。

オススメはヒューマンドラマですね。
老若男女の人間模様が描かれるヒューマンドラマは、人間性やコミュニケーションを学ぶ絶好の教材になり得るからです。

しかし、辛さの原因がどこにあるのかを冷静に分析することはとっても重要なんです。
もし仕事についていけない、先輩や上司に迷惑をかけるのが辛いという場合は、自分の能力が向上していくにつれ、その辛さは改善されていくはずです。

であれば、どうやって能力を伸ばしていくか、できるだけ早く成長するかを考えることが、辛い状況から抜け出す処方箋になります。

日記を書く習慣をつける

「話題が見つからない」という人に特におすすめしたいのが、日記を書くことです。
その日あった出来事、感情を揺さぶった出来事をメモ帳にまとめるようにしましょう。
話題作りが苦手な方は多いですが、そういう人は話題に恵まれないというより、日々の些細な出来事をネタとしてストックしていないだけなんです。

だからこそ、常日頃からメモ帳を持ち歩いてネタ探しをする芸人のように、話題になりそうな出来事を書き貯めておくのがおすすめ。
毎日日記を書き続けることで、日常から話題ネタを抽出する力がつきます。

 

ワークを通してコミュ力アップ

最低限のコミュ力は、社会人にとって必須のスキルです。コミュ力が低いと悩む方も多いですが、このスキルは後天的な努力でいくらでも向上させることができます。
ぜひ、ワークを通してコミュ力の鬼を目指してください!