儲からない副業として言われるのが転売。それでも転売ビジネスは人気です。今回は転売が儲からない理由と、稼げる副業の違いをご紹介。
また自分が初めようとする副業に対して、メリットやデメリットを知る事も大切です。「副業を始める目的を意識する」ことで、正しい副業選びに繋がります。
転売ビジネスとは？
儲からない副業としてよく耳にするのが転売。では儲からないのに、なぜ転売ビジネスが人気なのでしょうか。その理由はビジネスイメージが分かり易いから。
そして、空いた時間に気軽にできるので、本職をもつサラリーマンや子育て世代の主婦にも支持されています。
では、あなたは「副業を始める目的は？」と聞かれたときに何と答えますか？大概の方が「家計の足し」「お小遣いの足しに」と考える人が多いでしょう。
転売ビジネスが本当に儲かるのか、そして長きに渡ってあなたの目的を果たせる副業になるのかを知るために、まずは転売ビジネスのメリットとデメリットを検証してみましょう。
＜メリット＞
転売のメリットは、空いた時間に気軽に始められることです。そしてスキルがなくても始められるのが人気の理由です。素人でもお小遣い稼ぎ位の収入が見込める上、初期投資費用が少なく始められます。
また即金性があり、リスクも少ないのはありがたいポイントです。人によって感じ方は様々ですが、全て一人で対応する場合は学ぶことも多く後に自身の知識やスキルとして身に付きます。
＜デメリット＞
転売のデメリットは、仕入れ場合、その仕入れに売り上げが比例する点でしょう。また、理想的金額を稼ごうとすると、人手が必要になってくることも。人気な職種である理由はライバルが多いことでもあるので、気持ちが疲弊していくことがありがちです。
これだけ見たら、「私でもできそうだし、物の試しに始めてみようかな」と考える人がいるかもしれませんね。ところが、転売ビジネスには始めてみないと分からない、意外な落とし穴があります。その落とし穴を次の章でご紹介しましょう。
儲からない転売ビジネスの落とし穴
転売ビジネスをしてみた人だけが分かる盲点があります。その理由をまずは見てみましょう。
- カードの支払いが追いつかない
- 送料が利益を圧迫
- 在庫を抱えてしまう危険性
- 忙しさに比例する労働時間
副業を始めるにあたり軍資金が少なく始められるというのは転売ビジネスの魅力。けれど転売ビジネスが軍資金が無くても始められるというのは、クレジットカード決裁に頼っているからです。
そもそも、お金がないから始めるのが副業です。つまりカードの支払い日迄に、仕入れた商品を全て売り払えなければ、カードの支払いに永遠に振り回される結果になります。とても危険だとは思いませんか？
そして送料の問題。2018年以降から、運送会社の深刻な人手不足が話題です。そのため、運送賃金が値上げになっています。今後の動向がさらに変化するかもしれないことを考えると、送料に圧迫される転売ビジネスの利益は見込めなくなる可能性が高いのです。
また転売ビジネスで気になるのが在庫を抱えてしまう問題です。商品点数が少なければ、在庫を気にかけることはありませんが、長期的にこのビジネスを考えると在庫の問題は避けて通れません。
例えば、新品の物を取り扱って利益率を20％と設定をします。20万円稼ぐには100万円の仕入れ資金が必要です。収入が欲しいのに仕入れ資金が100万だと思うと気が引けませんか？
また、市場ニーズに合わない仕入れした場合や、プラットフォームの規約が変更になると大きく損をしてしまう可能性があります。ですから本来の副業をしたい目的とかけ離れてしまう結果になるのです。
次に転売ビジネスが軌道にのり忙しくなると、それに伴い必要になるのが労働時間。本来、「空いている時間に副業を」と考えている人には不向きになっていきます。
ずっと働かなければならないとなると本業に支障がでる結果となり、家族との時間も少なくなるので本末転倒な結果になります。
以上の事を踏まえてみると、実際には転売ビジネスはリスクが少ないビジネスとは言いづらいです。
本当に稼げる副業とは
2019年に「働き方改革関連法」が施行され、副業がよりし易い時代になります。つまりそれだけ日本の社会が将来に対するお金の不安要素が多いからとも言えますね。
家族の為のお金、自分の為のお金がいざという時にさっと出せるように、そして長い目で見て長期的に自分の特技や知識、情報を売りにした方が失敗は少ないです。
それが活かせるのが無在庫、情報などを売りにする無形商品の副業です。特技や知識等を売りにすれば、自分のスキルアップにもつながり、財産になります。また、在庫を抱える必要性もなく、クレジット決済に悩まされることもありません。
副業を始める際に考えるべきことは、「何の為に副業をするのか？」です。そうすることで、あらかじめ自分の方向性が見えてきます。
無形商品の副業を提供できるプラットフォームも今では数多く存在します。この無形商品の副業についてもっと細かく学んでみたい、そして自分も出来ることを見つけてみたいという人は、こちらのサイトをご覧下さい。（https://kaikurakeisho.com/）
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