【実践ワーク】仕事を覚えられない原因と今すぐできる対処・克服ワーク

「仕事が覚えられない」と悩んだ経験のある方は多いのではないでしょうか?
仕事が覚えられないと、焦りや周囲への申し訳なさから、仕事に対するモチベーションの低下に繋がってしまいます。
今回は「仕事を覚えられない時の仕事術・克服方法」をワーク形式で解説していきます。
今すぐできる方法なので、ぜひ実践してみてください!

 

仕事を覚えられない人の特徴と原因

仕事を覚えられない時は、まずその原因について考えてみるのがおすすめです。。

メモをとっていない/活用できていない

人間の記憶力には限界がありますから、メモをとっておかないとどんどん記憶が抜け落ちてしまいます。
複雑な仕事の内容であれば、なおさら記憶するのは難しいものです。
メモをとっていても、それを十分に活用できていない人もいます。
要領を得ないメモをとってしまい、後で見返した時に全然思い出せない……なんてこともあるあるではないでしょうか。

情報の取捨選択ができていない

効率よく仕事を覚えていくためには「覚えるべき情報」と「覚えなくてもいい情報」の取捨選択が必要です。
仕事を覚えるのが苦手な人のなかには、これを苦手とする方が少なくありません。
教えられた情報を1~100まで暗記するのは、正直無理な話です。
仕事を早めに覚える為には、大事な情報をピックアップしていかなければなりません。

仕事の意味や全体像を理解できていない

新入社員にありがちなのが「仕事の意味や全体像」を理解できていないという傾向です。
学生の頃の歴史の授業を思い出してみてください。
ただひたすら年号と事件名や人物名だけを覚えるのは、つまらなくて難しかったはずです。
しかし、歴史の流れやストーリーを理解することで、各段に覚えやすくなったのではないでしょうか?
仕事も同じです。
覚えようとしている仕事にどんな意味があるのか、プロジェクトの中のどの行程に当たるのか、どう役に立つのかを理解することで、かなり覚えやすくなるんです。

コミュニケーション不足

職場でのコミュニケーション不足も、仕事を覚えられない原因になりえます。
コミュニケーションが円滑にできている職場は、それだけ上司や先輩と接する機会が多いということです。仕事中はもちろんですが、雑談の中で仕事について教えてもらえることもあります。
いつでも気軽に仕事の相談や質問をできるコミュニケーション・環境がないと、それだけでも仕事を覚えるのが遅くなってしまいます。

分からないことをそのままにしてしまう

わからない事があってもそのままにしてしまうことはありませんか?
プライベートで興味がないことならまだしも、仕事で分からないことを放置するのは危険です。
先輩や上司は、基本的に「以前説明したことは覚えているはずだ」という前提で、仕事を教えてくれます。
だから、一度分からないことを放置してしまうと、どんどん分からないことが増えていってしまい、新しい仕事を覚えにくくなってしまうんです。

仕事を覚えられない時の対策&ワーク

仕事を覚えられないという悩みは、日々の対策やワークで十分克服することができます。
今悩んでいる人は、これから説明するワークを毎日実践してみてください!

要点を絞るトレーニング

さきほど説明した通り、効率的に仕事を覚えるためには、情報の取捨選択をしてメモを取る必要があります。
上司や先輩の言葉、一言一句をメモしようとすると、当然ですが仕事が滞ってしまうからです。
上手くメモを取るためには、あらゆる話や事件から要点を抜き出す力が必要です。
要点を抜き出す力をつけるために、毎日「要点を絞るトレーニング」を実践してみましょう。
映画や小説のストーリー、友達の話、ニュースや新聞で気になった事件
なんでも構いません。
ストーリーから本筋に関わる部分を3~4項目ほど抽出し、メモ帳に書き出してみましょう。
翌日、同じページを見返して、今度はメモしたキーワードから話の趣旨や全体像を思い出していきます。
テーマにした話を鮮明に思いだせるのであれば、上手く要点を絞れている証拠です。
これを毎日実践することで、仕事でも重要なポイントをくみ取り、メモしたワードから必要なことを思い出す力がつきます。

仕事のメモを見返す

仕事が覚えられない人の中には、取ったメモを全く見返さないという人も多いです。
せっかく書いたメモも、日にちを開けてしまうと何のことか分からなくなってしまいますよね。
今日書いたメモは、まだ教えられた時の記憶が残っている今日の内に1度読み返す習慣をつけましょう。

脳内でアウトプットする

インプットとアウトプットを繰り返すことで、記憶はより強く定着します。
学校の勉強でも、教科書を読んで覚えた後は、練習問題という形でアウトプットしましたよね。
仕事も同じくアウトプットが重要です。
教えられた仕事を脳内に留めておくだけでなく、一度自分で実践してみることで、本当に使える知識となるわけです。
アウトプットはイメトレのような形でやっても効果があります。
仕事でとったメモを見返し、今日教えられた仕事を1から自分でやっている様子をイメージしていきます。
分からないことがあったり、自分1人ではできそうにない部分があったらメモを取り、後日質問すると良いです。

「仕事が覚えられない」は実践ワークで克服しよう

仕事を覚えられない原因は、本人の記憶力というよりも「記憶を定着させるための一手間をかけられるか」という点にあったりします。

今回紹介した3つのワークを実践して、バリバリ働く有能ビジネスパーソンを目指していきましょう!