
多忙で過酷な現代社会において、心から「幸せだ!」と感じられる人は少ないのではないでしょうか。実は幸せは、シンプルな習慣やワークを実践することで簡単に感じられるようになります。
今回は、今すぐ実践できる「幸せが舞い込む習慣・ワーク」を解説していきます。ぜひお試しください!
幸せは習慣で引き寄せられる
幸せは習慣で引き寄せられることをご存じでしょうか。
「幸せになりたい」という思いは、人類共通の願望です。しかし残念ながら、多くの人は心から幸せを感じられず、常に幸福に飢えているのが現状です。国連による「世界幸福度報告書」では、日本は149か国中56位。先進国では最低水準です。
転職や独立、結婚など「大幅なライフスタイル・プランの変更によって幸せを掴める」と考えている人は多いのではないでしょうか。
しかし世界有数の経済大国であり、先進国である日本においても「幸せ難民」が後を絶たない状況を考えれば、決して職種やお金の問題ではないことが分かります。
実は、幸せを引き寄せるのは習慣とマインドに他なりません。寝食に困る貧乏人であっても幸福を感じている人もいれば、大金持ちでも幸せを感じられない人もいます。
両者の違いは「何気ないことを幸せだと感じられるマインド」です。幸せを起こすのではなく、より多くの幸せを捉えるマインドをつくること。これが幸せを引き寄せる上で大変有効な方法です。
幸せが舞い込む6つの習慣・ワーク
残念ながら、幸せマインドは一朝一夕で身につくものではありません。なんでもかんでも悲観的に捉えてしまう不幸マインドが身に染みついていれば、それを払拭するには多くの時間がかかります。
しかしながら、以下のワークを毎日(厳しければ毎週でも)実践・習慣化すれば少しずつでも幸せマインドを身に付けていくことができます。ぜひ継続してください!
①ポジティブな言葉を使う
幸せマインドをつくる上で必須なのが、ポジティブ精神です。ポジティブ・ネガティブは一見個人の性格によるところが大きく、後天的に変更させるのは難しいように思えるかもしれません。
しかし、言葉の力を使うことで、ポジティブ精神を身に付けることができます。有効なのは、できるだけネガティブな言葉を避け、ポジティブな言葉を使うよう意識することです。
「言霊」という言葉もあるように、言葉は現実を変える大きな影響力をもっています。日ごろネガティブな言葉をよく使う人は性格や感情までねじ曲がってしまいますし、逆もまたしかりです。
そのため、幸せを引き寄せるためには他人の陰口や愚痴などのネガティブ言葉を避け、「ありがとう」「楽しい」「ラッキー」などのポジティブ言葉を意識的に使うべきです。
例えば一週間単位で「今週使いたいポジティブ言葉」「今週使わないよう気を付けるネガティブ言葉」などを決め、紙やノートに書き出してみる方法がおすすめです。
②感謝ワークを実践する
ポジティブな感情は幸福度を高めると説明しましたが、「感謝」はその最たるものです。毎日(厳しければ毎週)一回、その日あったありがたい出来事を紙に書き出しましょう。
例えば
- 「今日も遅れずに出社できた、ありがとう(車掌さんや鉄道会社に)」
- 「おいしいランチをいただけた、ありがとう(シェフや産地の方に)」
などなど、意識して見渡せば、日常にはささいな「ありがたいこと」が溢れています。それら一つ一つのおかげで生きていることを自覚することで、より幸せを実感しやすくなります。
③将来やりたことを書き出す・口に出す
ポジティブで幸せな毎日を送るためには、「将来の希望」を常にもっておくことが大事です。「3年後までに海外留学する」「プログラミングを勉強して、5年のうちに独立する」。こういった具体的な「やりたいこと」を口に出し、紙に書き出します。
そうすることで、希望や夢が脳に刷り込まれ、ポジティブで挑戦的な思考・マインドがインストールされるようになっていきます。
④今日得たもの・スキルを書き出す
人は失ったものに目を向けると、すぐにネガティブになり不幸マインドが作られてしまいます。幸せを感じやすくするためには「得たものやスキル」に目を向けなければなりません。
就寝前に、今日一日で得たものを強く思い出してみましょう。こちらも、スマホでも紙でも良いのでメモに書き出し記録を残しておくと効果的です。
たとえば「新しいスーツをゲットした」「昨日よりも5分早く仕事を終えられた」といったようなことがらでも良いですし、旅行先で得た知見や初めて食べた料理について書くもの良いでしょう。
人は今日までに得たもの・スキル・体験によって作られます。一か月後にメモを確認してみましょう。身に付いたスキル、得た知識を思い出し、自分の成長を実感することができます。
幸せを引き寄せる上で不可欠な「自己肯定感」を高めるワークなので、ぜひ実践してみてください!
⑤自分を褒める
幸せを引き寄せるためには、自分自身を褒めて自己肯定感を高めてあげることが有効。たとえば、鏡の自分に向かって褒め言葉をかける方法、今日一日の自分の頑張りを記録する「褒め日記」なんかも効果的です。
また、③で説明した「今日得たもの・スキル」の記録から、褒めポイントを探してみるのもおすすめです。
こちらの記事では、自分を褒めて幸せを引き寄せる方法を説明しています。ぜひ併せてご参照ください!
⑥想像上の旅行計画たてる
大きな行動をしなくても、頭の中で幸福度を高めることも可能です。
ある研究によると、人は旅行をしているその時よりも、旅行を計画している段階の方が幸福度が高い傾向にあるそうです。実際に感動的な景色や美味しそうな食事に想像を膨らませるのは非常に心躍るものです。
気持ちが落ち込みがちな時は、架空の旅行計画を立ててみましょう。ネットでグルメを調べたり、動画で景色を確認したりと、なるべく具体的にイメージを膨らませていくのがコツです。
6つの習慣・ワークで幸せを引き寄せよう
「幸せになりたい」というと非常に難しいことのように聞こえます。しかし簡単な習慣・ワークを継続することで、幸福感や喜びを感じやすいマインドや体質をつくっていくことは十分可能です。
ポジティブな言葉を使う |
感謝ワークを実践する |
将来やりたいことを書き出す・口に出す |
今日得たもの・スキルを書き出す |
自分を褒める |
想像上の旅行計画を立てる |
こちらの表をチェックリストとして活用し、ぜひ幸せワークを実践してみてください。
続けていくうちに、世界の見え方が大きく変わっていくはずです!