経営者とはどうあるべきか|名言から学ぶ経営者の生き方

「経営者とはどうあるべきか」組織のトップに立ち、常にリーダーシップを求められる経営者。時に自分は経営者としてこれでいいのだろうか、このままで従業員たちはついてきてくれるのだろうかと、深く悩むこともあると思います。そんなときは、偉人の名言から経営者の生き方を学んでみませんか?

経営者とはどうあるべきか

経営者とはどうあるべきか、そんな風に悩み考えるあなたは、企業や従業員と誠実に向き合う素敵な経営者でしょう。

現代を生きる私たち日本人の心には、未だ武士の心が残っているはず。武士というのは、いつも誠実であり、人として真っ当な道を歩んできました。だからこそ多くの部下が仕え成功を収めてきたのです。

まさに経営者に求められるのは、常に誠実であることではないでしょうか。この記事を読んでいるあなたは、そんな誠実さを持ち経営者としてあるべき姿でいることと思います。

とはいえいくら誠実に向き合っていても、会社の利益を考え従業員をまとめていくことは、簡単ではありませんよね。

経営者として正しい選択肢ができているのか、自分はこのままでいいのか、そんな風に悩んだときは偉人の名言を見てみませんか?経営者としての生き方が、きっと学べるはずです。

偉人の名言から学ぶ経営者の生き方

経営者や創業者など、これまで偉大な業績を残してきた彼らには大切にしていた理念や生き方がありました。彼らの名言からは、目的は違えど経営者としてどう生きるべきかのヒントが得られるはずです。

目的を成し遂げる強い心を持つ

「企業経営に一発ホームランはまずない。経営に特効薬は望めない。結局はコツコツやるしかない。─石川潔(三菱石油社長)」

まさに成功への近道はないことを、再確認させてくれる名言です。利益を生むことや大企業に育て上げることは簡単ではありません。しかしどんなときもコツコツと真面目に取り組み、目標を成し遂げる強い心が経営者には必要です。

「完璧を目指すよりも、まずは終わらせろ。─マーク・ザッカーバーグ(Facebook共同創業者兼会長兼CEO)」

経営者として完璧を目指す気持ちは、あたりまえのこと。しかし途中で「これでいいのだろうか」と悩み、手を止めてしまうことはありませんか?

完璧でなくていいのです。まずは取り組んだことを終わらせる。そこでまた問題と向き合い、完璧を目指せすのが大切であることを伝えた名言です。

決断力と判断力を持って挑み続ける

「一度も間違ったことのない人はいないだろう。いるのであれば、それは、何にも挑戦しなかった人だ。─ウィリアム・ローゼンバーグ(ダンキン・ドーナッツ創業者)」

経営者としての判断が、時に損害を生んだり会社の評価を下げたりすることもあるかもしれません。しかし本当の失敗というのは、何にも挑戦をしないこと。

どんな偉人たちも間違いを繰り返してきたのです。経営者である以上、リスクを恐れず決断力を持つことが成功の鍵と言えるのではないでしょうか。

「役員全員が賛成する商品は売れないことが多い。それは判断力の問題である。─大塚正士(大塚グループ元総帥)」

判断力とは、物事を正しく認識して評価する能力のこと。経営者はときに、自分の判断力を信じて突き進むことも求められます。周りの意見を尊重する姿勢はもちろん大切なこと。しかし経営者である以上、何よりも己を信じて突き進む強さが必要なのです。

部下を認め育てる力を身に着ける

「経営者は必ずしも頭がよくなくてもいい。人の才能を見抜き、激励してやる包容力が必要なのだ。─花村仁八郎(日本の財界人)」

部下の教育に悩む経営者の方も多いですよね。教育に正解はありません。部下一人ひとりの才能を見抜き認めてあげること。そして励まし包み込んであげる、そんな強さこそが信頼できる部下を育てるのに必要ではないでしょうか。

「育成で最も重要なのは、背伸びしてようやく目標を達成できるような経験をさせること。そうした経験の場を提供することが、経営陣には求められます。─鴨居達哉(アビームコンサルティング株式会社代表取締役社長)」

ただ仕事を与えるだけでなく、従業員として必要な経験の場を提供することも、経営陣には必要だという名言です。

与えられた仕事だけをやることに慣れてしまうと、必死になって目標を達成するための努力を忘れてしまいます。そうではなく、目標を達成させる場を自らが与え成長させる。まさにリーダーの鏡と言える姿ですね。

お客様への感謝を忘れない

「利益しか生まないビジネスは、むなしいビジネスである。─リー・アイアコッカ(アメリカの自動車製造会社フォード社元社長)」

経営者が会社の利益を優先させるのは当たり前のこと。しかし利益ばかりを追い求めることは、自分自身そしてお客様の幸せに繋がるとは限りません。

お客様がどうすれば喜んでくれるのかを根本にサービスを提供する、そして利益が生まれる。そんなビジネスができれば幸せですよね。

「安く仕入れた分の儲けは、お客に還元するのだ。すべてはお客が決める。お客様はすべて正しい。─サム・ウォルトン(ウォルマート創業者)」

日本にも拠点を構えるウォルマート。商品を安く提供することを武器に、長年人々に愛されてきた大企業です。

創業者のサムは、何よりお客様を大切にする経営理念を持っていました。儲けを全て会社のものにするのではなく、いつも愛してくれるお客様に還元をする。決して驕らず感謝の気持ちを忘れないからこそ、大企業に昇りつめたのでしょう。

いい仕事をするために休息をとる

「スケジュールの中には経営者として自分を振りかえる時間、リフレッシュするための時間もちゃんと入れています。─海老根智仁(日本の実業家)」

仕事に追われる日々のなか、きちんと休息はとっていますか?成功を収めた企業家、実業家もプライベートの時間を大切にしています。いいアイデアを生むことやモチベーションを保ち続けることには、リフレッシュするための時間も必要なのです。

「いい仕事は、私生活の安定から生まれます。仕事にだけ集中して、1、2か月は全速力で走れたとしても、長くスパートはできないでしょう。─家本賢太郎(株式会社クララオンライン 代表取締役社長)」

人はどんなに夢中になれることでも、その勢いをいつまでも保つことはできません。経営者としての成功を長い目で見れば、休みながら努力を続けていくのが良いのではないでしょうか。

いい仕事は私生活の安定から生まれる、シンプルな言葉ですが日々を忙しく生きる経営者にとって、忘れてはいけないことのように思えます。

経営者の誠意ある行動に、従業員はついてくる

偉人の名言は、経営者としての生き方にヒントを与えてくれましたか?最後に1つだけ、KDDI創業者の稲盛和夫氏の名言をご紹介します。「経営とは、人として正しい生き方を貫くことだ。」まさに、経営者である前に人として正しい生き方を貫き、誰に対しても誠意を持って行動すること。これこそが、経営者のあるべき姿ではないでしょうか。