「働きたくない!」その理由や対処法・働く意欲の取り戻し方をご紹介

「働きたくない」という悩みを抱える方は多いのではないでしょうか。生活の柱とも言える仕事が、精神的にも肉体的にも苦痛の種だったとしたら、非常につらいですよね。そこで今回は、働きたくなくなる理由やその対処法を解説。

 

自分の気持ちをコントロールし、前向きに整えたい方は、ぜひ最後まで読んでいってください!

 

働きたくないと考える理由とは

働きたくない、会社に行きたくないと考える理由は様々です。ただ、その根本にはやはり「今の仕事が嫌だ」という負の感情があるでしょう。そして、仕事が嫌になる原因には以下のようなものが挙げられます。

 

  •  やりがいを感じられない
  •  生活習慣の乱れ
  •  人間関係の悩み

 

やりがいを感じられない

理想と現実にギャップがある時、仕事のやりがいが失われることが多いです。例えば、思っていた仕事と違う、自分の能力と大きなギャップがあるといった場合。

 

想像していた理想の仕事とイメージがかけ離れていたがために、現実に耐えきれずモチベーションを失ってしまうわけです。

 

このような時は、その仕事をする目標を定めてみましょう。経験を積む、スキルを身につけるなど、何か明確な目的があればやりがいを感じ、モチベーションを上げることができます。

 

生活習慣の乱れ

仕事が忙しく、睡眠時間を短くするなど不健康な生活を送っている人もいるはず。そうした生活をしていると、自律神経が乱れホルモンバランスが悪くなります。その結果いつもよりネガティブな心理状態になってしまいます。

 

対策としては、健康的な生活に戻すことです。とは言うものの、仕事の関係上難しい方もいるでしょう。そこで、まずは栄養のある食事を取る、あえて一駅前で降りて歩いて帰るなど、簡単なことから始めていくのがおすすめです。

 

人間関係の悩み

仕事自体に問題はなくとも、職場の人間関係が煩わしく嫌になるということもあるでしょう。上司や同僚が嫌味な人だったり態度が悪かったりすると、気分よく働けないものです。職場を変えられたら解決しますが、そう簡単なことではありませんよね。

 

そういった場合は「期待しない」というのも一つの有効な手段です。「周囲が自分のために何かしてくれる」、「自分の思い通りに動いてくれるはず」。周囲に過度に期待すると、期待が裏切られた時の絶望や徒労感が大きくなってしまいます。

 

ネガティブな考え方かもしれませんが、仕事を行う上では、同僚や上司に期待しすぎないことも重要なんです。

 

働きたくない時の対処法

働きたくなくても、生活のためには働かざるを得ないという人の方が多いはずです。そういった時は、次の3つの対処法をお試しください。

 

  • 全力で休む
  • 原因と対策を考える
  • 仕事とプライベートを切り離す

 

全力で休む

働きたくない原因は、当たり前ですが仕事にあります。そのため、有給を使って全力で休むことがおすすめです。休みの日は一日中寝るでもよし、趣味にあてるでもよし、好きなことをしましょう。とにかく仕事をキッパリ忘れて、リフレッシュする必要があります。

 

この方法が有効な理由は、ストレスの発散になるからです。現在の仕事に原因がある場合、休むだけでは根本的な解決にはならないかもしれません。しかし、ストレスを溜め込むのも身体にとって良くないことです。

 

そのため、少しでもストレスを減らして気持ちを切り替えられるよう、この方法をおすすめします。

 

原因と対策を考える

ストレスを解消するためには、働きたくない原因とその対策を考える必要があります。すでにいくつかの原因をお伝えしましたが、そこにない原因を持っている方も必ずいます。

 

仕事でストレスを感じる原因は人それぞれ。仕事内容なのか、人間関係なのか、労働環境なのか、自分が何に対して大きな精神的・肉体的負担を感じているのかじっくり考えてみましょう。

 

紙に原因を書き出すだけでも、頭が整理されストレスが軽減されるという効果があります。

 

仕事とプライベートを切り離す

働きたくないと悩む原因の一つが、真面目すぎることです。「仕事には誠実にミスなく取り組まないといけない」という思いが強すぎて、必要以上にストレスを感じてしまいます。

 

もちろん仕事は真面目に取り組むべきですが、完璧にこなそうとしすぎると、逆に効率が悪くなったり、一つ一つの仕事に負担を感じすぎるようなったりするので、仕事も成長も遅くなってしまうのです。

 

そしてそういった方に多いのが、プライベートまで仕事を持ち込んでしまうことです。人それぞれ仕事に対する姿勢は違うため、そのやり方は否定はできません。しかし、仕事とプライベートの境界をあいまいにすると、業務時間外でも仕事のことが頭から離れずストレスを感じるようになってしまいます。

 

そのため、仕事の事は仕事の時だけ考える、プライベートでは一切気にしないというスタンスに切り替えてみるのも一つの手段です。

 

働く意欲を取り戻す方法

働く事自体が嫌になったわけではなく、働く意欲を取り戻したい方もいるでしょう。働く意欲を取り戻すには以下のことをお試しください。

 

  • 転職を考える
  • 働く目的を作る
  • 副業をする

 

転職を考える

今の仕事に目的を見出せない場合は、転職で働く意欲が取り戻せる可能性があります。自分がやってみたい仕事、ワクワクする仕事を一度整理するのも良い方法です。

 

転職が面倒だと思う方もいるかもしれませんが、気軽に相談を受けてくれるエージェントも利用できます。まずは転職エージェントに登録だけでもしてみましょう。

働く目的を作る

働く目的を自分なりに見つけてみましょう。何の意味もなく、惰性で働いていてもやる気は起こりません。ただ、働く目的があれば、やる気も出てくるものです。

 

キャリアに関する事でなく、趣味や起業のためにお金やスキルを貯めるというのも立派な目的と言えます。そこで働く意味や目的を見つける事で、意欲を取り戻すことが可能です。

 

副業をする

本業に意味を見出せない場合、副業を始めるのも一つの手です。近年はネットやSNSが普及したおかげで自分のスキルや個性を仕事に繋げやすくなりました。クラウドソーシングを利用すれば、すぐにでも自分のスキルをマネタイズすることができます。

 

副業をするメリットは、収入と選択肢の増加です。特に選択肢の増加は、今の仕事が嫌な人にとって大きいでしょう。副業のスキルを確立し稼げるようになったら、フリーランスという生き方もできます。

 

「いざとなったら、転職・独立できる」という心の余裕があれば、今の仕事にも精神的な余裕をもって臨めるようになります。

 

「働きたくない」気持ちと向き合おう

働きたくないという気持ちは、決して悪い感情ではありません。原因を整理して少しでも嫌な気持ちを解消する方向に持っていきましょう。何よりもストレスが溜まっている状態なので、ストレス発散が一番の解決策です。